組合長からのメッセージ
平素より農協事業全般に亘り、ご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年は、生産資材価格の高騰や販売価格の下落などさまざまな悪条件にもかかわらず日々ご奮闘された組合員皆様のご努力と熱意に心からの敬意を表します。
経済情勢では米国の低所得者向け高金利型(サブプライムローン)問題に端を発し、金融不況が世界経済を大混乱に陥れました。また原油価格の高騰は飼料、肥料等にも影響を及ぼし、かって経験したことのないほどの生産資材の高騰等で、農業危機に直面した年でもあります。畜産においても和牛の販売価格が下落し、生乳も飼料価格の高騰で生産コストが上がり一段と厳しい状況にあります。
直面する農業危機に対して昨年度JAグループ北海道は総力を結集し、札幌で全道農業危機突破総決起大会を行いました。JAむかわからも50名が参加し市内をデモ行進し、農業の窮状を訴えました。
農業情勢につきましては、2年目の品目横断的経営安定対策や、新たな米政策等は生産者が意欲を持って営農に取り組むことが難しい政策であり、農業を厳しいものにしています。
国際情勢はWTOドーハー・ラウンド(多角的貿易交渉)は昨年末再開され、全国中央会は緊急全国代表者会議を開き、日本農業が存続できる貿易ルールの確立に向け、全国農業者の意思を結集しました。農業分野では関税の大幅削減から除外出来る重要品目の数は全品目の原則4%、条件代償付きで最大6%にする事が提示され、8%を求める我が国の主張は通らない情勢にありますが、断固阻止しなければなりません。厳しい事ばかりを述べましたが、今年の本町農業につきましては従来から推し進めている複合形態を中心にした農業振興を図りつつ、的確な情勢判断をし、組合員皆様が将来展望もてるよう万全を期して参ります。また消費者に信頼されるよう安心安全な農畜産物の提供に努める等、地域に根ざしたJAとして、一層努力をする所存でございます。金融危機、エネルギー危機、気候の危機など、さまざまな危機に直面していますが、今こそ危機の「機」を転機に、協同の力を発揮せねばなりません。組合員の皆様の「必要とするものや、強い願い」を満たす事を第一に各関係機関のご指導やご支援を賜り、役職員あげてピンチをチャンスに変えていくよう邁進していくことを確信しご挨拶といたします。
